「自分のことは、自分が一番よくわかっている」
そう思っていても、ふとした出来事をきっかけに、自分でも知らなかった一面に気づくことがあります。
自分にはどんな本質があるのだろう。どんな才能や役割を持って生まれてきたのだろう。
そんな問いに、新しい視点を与えてくれるのがマヤ暦です。
今回は、古代マヤ文明の暦からKINナンバーの意味、そして私自身がマヤ暦を学ぶ中で経験した気づきについてお伝えします。
古代マヤ人が大切にした神聖な暦「ツォルキン」
古代マヤ文明の人々は、天文学や数学に優れた知識を持ち、太陽や月、星々の動きを観測しながら、精巧な暦を発達させてきました。
越川宗亮氏の著書『古代マヤ暦「13の暦」』では、古代マヤ人が使用していた暦は17〜19種類に及ぶと紹介されています。
その中でも、マヤ暦を学ぶうえで大切なのが、260日周期の「ツォルキン」です。
ツォルキンは「神聖暦」とも呼ばれ、古代マヤでは神官たちが儀式や祭祀を行う際にも用いていた暦です。
1から13までの数字と、20の紋章の神様とを組み合わせて構成されています。
13 × 20 = 260
この260の組み合わせが、KINナンバーを理解するための基本になります。
KINナンバーは、生まれる前に決めてきた人生の計画図
マヤ暦では、私たちは生まれる前に、自分自身の人生の計画図を決めてくると考えます。
どんな本質を持ち、どのような役割を果たし、どんな能力を生かして生きていくのか。
その計画図を読み解く手がかりとなるのが、KINナンバーです。
KINナンバーは1から260まであり、それぞれに固有のエネルギーがあると考えられています。
260という数字は、母親のお腹の中で命が育まれる期間とも重ね合わせて語られてきました。
実際の妊娠期間は一律に260日ではありませんが、命の誕生と結びつけて考えられることも、マヤ暦の興味深いところです。
そして、KINナンバーを読み解くうえで大切になるのが、太陽の紋章、ウェイブスペル、銀河の音です。
太陽の紋章とウェイブスペルは、生まれ持った本質
太陽の紋章とウェイブスペルは、その人が生まれ持った本質を表します。
私は、この本質を植物の「種」に例えてお伝えしています。
種には、それぞれ本来の性質があります。
けれど、同じ種であっても、育つ土壌や日当たり、水の量によって、成長の仕方は変わります。
人も同じではないでしょうか。
生まれ育った家庭、学校、友人、仕事、そして人生で経験してきたさまざまな出来事。
そうした環境の影響を受けながら、私たちの性格は形づくられていきます。
つまり、生まれ持った本質と、環境によって育まれた性格は、必ずしも同じではないのです。
だからこそ、今の自分の性格だけで、本当の自分を決めつける必要はありません。
まだ気づいていない本質や才能が、自分の中に眠っているかもしれないのです。
銀河の音は、人生で果たす役割と能力
マヤ暦には、1から13までの銀河の音があります。
銀河の音は、その人が持つ役割と、その役割を果たすための能力を表します。
私は、役割と能力は切り離せないものだと考えています。
なぜなら、役割を果たすためには、それを実現する能力も必要だからです。
自分の銀河の音を知ることで、どんな役割を持ち、どのような能力を生かしていけるのかを考えるきっかけになります。
これまで当たり前だと思っていた自分の長所も、実は大切な能力の一つなのかもしれません。
私自身が体験した「青い夜」の不思議
私自身にも、マヤ暦を学んだからこそ気づけた経験があります。
私は夫とともに、自営業のレストランを24年間営んできました。
その間には2度の出産があり、育児のためにお店を離れた時期もありましたが、長い年月を夫とともに歩んできました。
ところが、お客様から見た私は、若い頃は「バイトのお姉さん」。
年齢を重ねてからは「パートのおばさん」。
夫婦で営んでいるお店なのに、私が経営者の妻だとは思われていなかったようです。
マヤ暦を学ぶ中で、私の持つ「青い夜」には、プライベートな部分が周囲から見えにくいという特徴があることを知りました。
そして、さらに驚くことがありました。
私の絶対反対KINにあたるKIN193・音11の方にも、よく似た経験があったのです。
その方も、ご主人と営んでいたお店で、お客様から経営者の妻だと認識されていなかったそうです。
私たちは太陽の紋章とウェイブスペルが逆の組み合わせで、どちらも青い夜のエネルギーを持っています。
お互いの経験を話したとき、「青い夜らしいね!」と驚きました。
もちろん、同じ紋章を持つ人が必ず同じ経験をするということではありません。
それでも、マヤ暦を知らなければ、何気なく通り過ぎていた出来事だったかもしれません。
知識として学んだことが、自分自身の経験と結びついた瞬間でした。
自分の本質を知ることで、過去の出来事も違った角度から見つめられるようになるのです。
覚醒とは、本当の自分を思い出すこと
マヤ暦では、生まれる前に決めてきた人生の計画図を、私たちは生まれるときに忘れてしまうと考えます。
そして、さまざまな経験を重ねながら、少しずつ本来の自分を思い出していくのです。
人との出会い、喜びや悲しみ、成功や失敗。
その一つひとつの経験にも、自分自身を知るためのヒントが隠されているのかもしれません。
「覚醒」という言葉を耳にすることがあります。
少し大げさで、特別なことのように感じるかもしれませんね。
でも、私は覚醒とは、何か特別な力を手に入れることではなく、もともと自分の中にあった本質を思い出すことだと考えています。
「ああ、私は本当はこういう人だったんだ」
「これが私のやりたかったことなんだ」
そんな気づきが、本来の自分を思い出す第一歩になるのではないでしょうか。
KINナンバーや紋章、音は、その気づきのきっかけとなるエネルギーなのです。
マヤ暦のエネルギーを日常に生かす「13日間のリズム」
マヤ暦は、知識として学ぶだけでなく、日々の暮らしの中で意識することが大切だと私は考えています。
そのために役立つのが、260日周期に沿って使う「ミラクルダイアリー」です。
マヤ暦には、13日間を一つのまとまりとして捉えるリズムがあります。
13日間のスタートの日には、これからどのように過ごしたいのか、目標や意識したいことを書き出してみます。
日々の出来事や人との出会い、心に残った言葉、感じたことを記録していきます。
そして、13日間の中には「ギフトの日」と呼ばれる日もあります。
その日に必ず何か特別なことが起こるというわけではありません。
けれど、いつもより少し意識を向けることで、普段なら見過ごしてしまう小さな喜びや気づきに目を向けるきっかけになります。
そして、何より大切なのが「振り返ること」です。
思い通りに進んだことも、うまくいかなかったことも、後から振り返ることで新しい発見があります。
「なぜ、あのときあんな気持ちになったのだろう?」
「本当は、私はどうしたかったのだろう?」
そんな問いかけを重ねることが、自分自身を深く知ることにつながっていきます。
ダイアリーを書いていたからこそ気づけたKINナンバーのつながり
私自身、ミラクルダイアリーを書き続ける中で、不思議な発見がありました。
人生の重要な出来事に関わる人たちの中に、同じKINナンバーを持つ人が現れ、さらにその鏡の向こうKINを持つ人も続けて現れたのです。
そのときは、それぞれ別の出会いとして受け止めていました。
けれど、ダイアリーを振り返ってみると、KINナンバーの重なりに気づきました。
「こんなつながりがあったんだ!」
マヤ暦を学び、KINナンバーや鏡の向こうKINの意味を知っていたからこそ、気づけた発見でした。
もしダイアリーを書いていなかったら、気づかずに通り過ぎていたかもしれません。
同じKINナンバーが現れることだけで、出来事の意味が決まるわけではありません。
それでも、私にとっては、人との出会いや人生の出来事を改めて見つめ直すきっかけになりました。
記録することで残り、振り返ることで気づき、学ぶことで理解が深まっていく。
ミラクルダイアリーは、私にとって単なる予定帳ではなく、自分の人生を振り返り、本当の自分を知るための大切な道具なのです。
知ることから、本当の自分を生きる人生が始まる
だからこそ、私は「知ること」がとても大切だと思っています。
自分のKINナンバーを知ることは、ほんの入り口です。
太陽の紋章やウェイブスペル、銀河の音について学び、それぞれのエネルギーに触れていく。
そして、日々の出来事や人との関わりの中で、その意味を感じていく。
マヤ暦は、一度学んだら終わりではありません。
学べば学ぶほど、触れれば触れるほど、本当の自分を思い出し、自分らしく生きられるようになっていく。
私は、そこにマヤ暦を学び続ける大きな意味があると感じています。
自分を知ることで、自分の本質を大切にできるようになる。
周囲の期待や価値観だけに左右されず、自分自身で人生を選択できるようになる。
そして、本当の自分で生きることが、人生をより豊かなものにしてくれるのではないでしょうか。
知る。学ぶ。つながる。分かち合う。
まずは、自分を知ることから。
あなたも、本当の自分を思い出す旅を始めてみませんか?
自分のKINナンバーを知りたい方へ
自分のKINナンバーを知ることは、自分自身を見つめ直す第一歩です。
Maya Pilinaでは、マヤ暦が初めての方にもわかりやすくお伝えする入門講座や個別セッションをご用意しています。
生年月日からKINナンバーを確認し、太陽の紋章、ウェイブスペル、銀河の音についてお伝えします。
自分の本質や役割を知りたい方、本当の自分をもっと深く理解したい方。
まずは、マヤ暦に触れることから始めてみませんか?
マヤ暦は、自分自身を知るだけでなく、親子の個性や違いを理解するヒントにもなります。
関連記事:子どもに何度言っても伝わらないのはなぜ?|マヤ暦で考える声かけのヒント
【自分のKINナンバーを知りたい方へ|対面セッションはこちら】
参考文献:越川宗亮 著『古代マヤ暦「13の暦」』