本日は、姿勢が悪いことで起こり得る3つの症状というテーマでお届け致します。

 

姿勢を正すことは、美と健康への一番の近道です。

悪い姿勢で起こる症状についてご説明いたしますと、皆様思い当たることが多すぎてゾッとするかもしれません。

ですが、気をつけるポイントについて知れば意外と簡単に改善できますのでどうぞご安心くださいませ。

姿勢を正す模型

この記事の目次

症状の1つめは痛みです

 

悪い姿勢とは?具体的にどのような姿を想像されますか?

猫背、反り腰、前かがみなどの背骨がS字カーブを描いていない姿。

どちらかの肩が上がっているなどの骨盤が歪んでいる姿。

ガニ股、内股などの下半身に歪みのある姿。

 

想像してみてください、どの姿も美しい洗練された姿にはほど遠いですね。

高級な仕立ての素材の良い洋服を着ていたとしても、おかしな所に皺が寄ってしまうでしょう。

 

残念ながら体のバランスが整っていないと美しく洋服を着こなす事はできません。

いつもスカートのウエスト位置がずれてしまうという方、いらっしゃいますか?。

 

バッグを持つ手を同じ側にしないなど、片側ばかりに負担がかからないよう気をつけてみてください。

バランスの崩れた身体では洋服を美しく着こなせないだけでなく、様々な体調不良が起こりますよ。

 

猫背、前かがみは長時間のPC作業やスマホ操作、デスクワークによって起こる場合がほとんどです。

なんと、頭の重さは体重の約1割もあるんです、体重50キロの女性では、約5キロ、ボーリングの玉の重さくらいあります。

相当な重さですよね、その重い頭を支えているのが細い首なのです。

姿勢の比較模型

首の位置が正常な場所、肩や股関節と一直線上にあれば、重い頭でもバランスよく支えることができます。

ところが前かがみになっていたり、猫背や顎を突き出したようなバランスの崩れた状態になっていると。

首に過剰な負担がかかり、首こりや肩こり、さらには首の痛みや腰痛といった症状が起こるのです。

 

痛むほどに進行してしまうと、治療にも時間がかかり身体に大きな負担がかかってしまいます。

デスクワークをされている方は、出来るだけ長時間同じ姿勢をとらないように気をつけて、適度に軽いストレッチをして筋肉の緊張をほぐすようにしましょう。

 

首を傾ける角度が大きくなればなるほど、負荷は増します、前に頭を傾けるほど、背中は後ろに傾いてバランスを取ろうとするからです。

私は仕事でいつも同じ方向(右側)からお客様のお顔を覗き込む体勢になります。

ある日、突然左側の首筋に激痛が起こりました。

それからしばらく、痛みで首を回すことができなくなってしまいました。

 

腰の負担についてはいつも気をつけていましたが、今まで首周辺には、肩こり程度の痛みしか起こることがなかったため、かなり驚きましたし、痛みが長く続きとても動きにくく不便な思いも致しました。

それ以来、横から覗き込む姿勢ではなるべく首に負担がかからないよう、長時間同じ姿勢を取らないように注意をするようにしています。

 

幸い、首の激痛は1度だけですが、肩こりは慢性ですので、休憩時間には肩甲骨のストレッチをして痛みが起こることがないよう気をつけています。

首のストレッチは自宅に帰ってから、夜のリセットストレッチとして行っております。

 

肩に手を乗せる女性

 

皆様もご自身の生活スタイルではどんな動きや姿勢になることが多いか、考えてみてくださいね。

無理な姿勢を長時間続けていたりしていませんか?

痛みを引き起こすことのないように、できるだけ無理のない姿勢で過ごすよう気をつけてくださいね。

 

ところで、デスクワーク中の姿をさらに美しい姿に見せるには、どうしたら良いかご存知ですか?

意識するポイントをお伝えいたしますので、ぜひ明日から積極的に実行してみてください。

 

意識をして繰り返すことで、いつの間にか自然に出来るようになりますよ。

 

PC作業と違い文字を書く際には目線を机に落とす必要があります、そのため首から下を向きがちです。

そこで、出来るだけ前かがみにならないように気をつけて。

頭を首の部分から傾けるのではなく、鼠蹊部から折り、前傾姿勢になることを意識してください。

 

つまり、美しいお辞儀をする時と同じイメージです。

背中は常に真っ直ぐを保ったまま、鼠蹊部、腰の付け根から傾ける。

それだけで、美しい座り姿勢での俯き姿になりますよ。

ぜひ、写真に写して確認してみてください、明らかに印象が違います。

 

立ち姿も、座る姿も背筋が伸びていることが美しさの基本です。

美しい姿勢を保てるようになると、きっと周囲からの評価が上がるはずです。

私自身もそう感じることが度々あります。

 

歩き方や美しい立ち居振る舞いを学び、日々実践していますが。

ここ数ヶ月仕事中に、不思議とすれ違うかたが会釈をしてくださるんです。

以前はそんなことなかったのですが。

 

考えられることといえば、姿勢良く正面を向いて(笑顔で)歩いているからでしょうか。

実は、印象だけの問題ではなく。 正しい姿勢になると深い呼吸が可能になるので思考もクリアになりますし、集中力も増します。

最初は良い姿勢を保つことを難しいと感じるかもしれませんが。

慣れれば確実に身体の不調とさよならできますよ。

今日から、ぜひ意識しましょうね。

 

症状の2つめは肥満です

 

がっしりとした女性の腕

姿勢が悪いと、呼吸が浅くなります。

何故なら背中が丸くなると腹部が圧迫されて、内臓に負担がかかるからです。

 

負担のかかった内臓は、本来の正しい働きをしなくなるために消化吸収が上手くできなくなり、その結果肥満につながるのです。

 

深い呼吸ができない状態だと、血流も悪くなります。

血流が悪いと新陳代謝が悪くなります。

新陳代謝が悪いと、お肌がくすみますよね。

 

肥満、くすみ肌の悪循環は、美しくありたい女性の敵ですね。

これらを知ったら、ほんの短い時間でも背中を丸めてはいられないでしょう、姿勢を正して深呼吸をしたくなりませんか。

 

呼吸といえば、ドローイングという腹式呼吸を使ったインナーマッスルを鍛えるダイエット法をご存知ですか?

1回につき30秒から1分しかかからないこの方法なら、時間のない忙しい方にも簡単にできるダイエット法です。

 

正しい呼吸法を継続することで筋肉量が増加して、基礎代謝が上がります。

筋肉量が増加すれば、姿勢も保ちやすくなります。

 

姿勢、肥満、呼吸、代謝、全てが繋がっています、良い循環を作り出しましょう。

 

呼吸は感情にも直結しています。

リラックスしている時には呼吸のリズムがゆったりとしていますね、反対に緊張している時には呼吸も脈も早くなっていますよね。

ゆったりとした呼吸で、日々を朗らかに過ごしたいものです。

 

症状の3つめは全身疲労、倦怠感です

 

腰に手を当てる女性

なんだか怠い、やる気が出ない。 集中力がない。

そんな症状も実は悪い姿勢のせいで起こるのですよ。

 

原因のわからない体調不良、 何だかわかららないけれど、気分が晴れない。

そんな時は、思いっきり体を伸ばして深呼吸。

緊張をほぐして身体中に新鮮な酸素を巡らしてくださいね。

 

セルフストレッチが上手にできない方は。

定期的に、スロータスのようにリンパ管に溜まった老廃物や毒素を流してデトックスできるマッサージでほぐしてもらうのも良いですね。

 

実は、これは1年前までの私。

エステサロンや整体院通いで休日の予定はいっぱいでした。

 

現在は、毎朝の壁を利用した姿勢チェックを欠かさず続けております。

もちろん、朝の姿勢チェックだけでなく、クロスバランスで縦、横の身体のストレッチをして重心を上に引き上げて、イメージトレーニングもしっかりとしていますよ。

 

夜には体の歪みをリセットするストレッチ。

短い時間ですが、身体と向き合う時間を作っています。

 

エステサロンや整体院に通っていた時間を、今ではもっと色々なことにチャレンジする時間として有効に過ごしています。

 

悪い姿勢を良い姿勢に変えたことで、思いもよらない変化が次々に起こりました。

 

最近では肌が綺麗。

姿勢が美しい。

女性らしい理想的なスタイル。

 

信じられませんが、そんな風に言われることが度々あります。

 

きっと、ウォーキングレッスン、美しい立ち居振る舞いのレッスンなどの受講から1年が経過して、毎日の積み重ねが実を結び始めたのでしょう。

まだまだ自分自身では満足していないので、これからも試行錯誤いたします。

 

学び、実践して有効だと思えたことはどんどん皆様にお伝えしてまいりますね、楽しみにしていてください。

 

私に起こった変化は、必ず皆様にも起こる変化です。

いつまでも、健康で、若々しく、美しくありたいならば。 まずは姿勢を正しましょう。

それこそが美と健康への近道です。

 

本日は、姿勢が悪いことで起こり得る3つの症状というテーマでお届け致しました。