本日は、パーソナルカラーの自己診断が難しい3つの理由というテーマでお届けいたします。

 

パーソナルカラーの自己診断といえば、様々な方法がありますね。

お試しされたことのある方も少なくないのでは?

 

試してみて、いかがでしたか? わかりにくい、そうは思いませんでしたか。

・インターネットの質問形式

・雑誌の質問形式

・パーソナルカラーの本で色見本を利用して

いくつかの方法がすぐに思い浮かびます。

 

この方法は実際に私も試してみたことのある方法です。

そして、全ての結果に満足できませんでした。

 

自己診断結果はウィンタータイプ。

髪色が真っ黒、洋服も黒を着ることが多く、自分では似合っていると思っていました。

 

化粧品、メイク用品を扱っている人からもブルーベースですね、と言われ。

なんとなく、ウィンターかなと思っておりました。

 

単なる思い込みなのに、洋服選びもメイク用品選びも、いつしか基準がウィンターカラーになっていました。

わかりにくい質問や結果には違和感を感じていたのに。

 

ではなぜ私は、スッキリと明快に自己診断ができなかったのでしょうか。

それには理由が3つあります、1つ目の理由は。

 

この記事の目次

自己診断は主観的

 

ドレープを当てる女性

 

パーソナルカラー診断では、客観的に肌にドレープを当てて顔映りを比較することが基本です。

ところが、自己診断では主観的な診断でしかありません。

これでは、正しい結果を導き出すのは難しいです。

 

インターネットではどのような方法で選ぶのでしょうか?

【パーソナルカラー自己診断】とインターネットで検索してみると、様々なサイトを見つけることができます。

 

テストをする前に、光やその他の注意事項についても丁寧に説明されているサイトもあります。

・照明は明るく、自然の光が理想的、色のついている照明では正しく診断できません。

・瞳の色を見ましょう。

・肌を見る場合、手や顔などの一部分だけで判断しないよう注意しましょう。

・ヘアカラーをしている場合は、元の髪色で診断しましょう。

 

質問にチェックをするだけで結果を示してくれる便利さです。

質問の項目は多かったり、少なかったり、様々です。

 

主な質問の内容は。

・髪の色、量。

・肌の色、質感。

・目の色、形。

・唇の色、形。

・鼻の形。

・輪郭。

・体型

具体的に体のパーツごとに選ぶような質問です。

 

もっと抽象的な印象を選ぶような質問もあります。

・若く見られることが多い。

・華やかでゴージャス、クールな印象。

・落ち着いた、知的な印象。

・大人っぽく見られることが多い。

この抽象的な質問は自分ではわかりにくい特徴を捉えなければ答えられないと思います。 (この辺が難しい理由でしょうか)

 

このような項目、一つ一つに答えて、一番YES の多かったグループがあなたのパーソナルカラーのグループですよ。

たいていの場合、どこかのグループを選べるように構成されています。

 

私の場合ですが、質問の答えが分散してしまい、正確な結果を得ることができずわかりにくい質問だったという印象が残っています。

 

答えが分散してしまう人へのアドバイスもありましたよ。

客観的な診断ができていないため、自分以外の人に診断してもらうと良いでしょうと書いてありました。

 

家族、友人などに客観的に見てもらえば、難しいと感じていたことや、わかりにくい質問の答えにも簡単に答えられますよ、という具合にです。

むしろ、自分よりも他社の目で見て判断してもらうことを勧めているサイトもありました。

 

私の場合、パーツごとの質問は答えやすく感じましたが、印象についての質問はとても難しいと感じました。

40代以降の女性で、他者に自分がどう見られているかを知る機会の多い方の方が少ないのではないでしょうか。

 

次に、2つ目の理由は。

色の違いを認識できていないため

 

カラー見本

 

普段の生活で色に含まれる微細な違いを意識する習慣のある方が、どのくらいいらっしゃるでしょうか。

 

パーソナルカラーアナリストの勉強を始めた時に、色についての講義とともに。

日々、訓練することとしてトーン別色相環をバラバラに切り離し、番号順に並べ直すという宿題がございました。

 

色相環とは、色を体系化する時に用いる方法の一つです。

赤・橙・黄・緑・青・紫と連続的に変化、配列したものです。

この色相環のさえた色のグループ、明るい色のグループ、柔らかい色のグループなど12のグループに分けたものを全て混ぜ合わせ、順番に並べ直すのです。

 

24色の基本の色に白が混ざれば明るく、淡くなりますし、グレイが混ざれば暗くなり、元のさえた明るい色とは全く違って見えます。

それをを見分けることのできる目を訓練するということです。

 

この微細な違いを見分けることのできる目を持ち、さらに120色のドレープを用いて診断するプロと、自己診断では大きな違いが生じるのは明らかです。

違いがわかり、調和する肌や髪や瞳の色を見分けることができて初めて、パーソナルカラーを知ることができるのです。

 

黄味の強い肌、かどうか?という質問など普段から色を意識していない方には本当に難しいと思います。

何と比較して、黄味が強いのか、対象がないと答えようがないでしょう。

 

そして、3つ目の理由は。

本や雑誌の付録のカラー見本は小さくて使いにくいため

 

診断ドレープの並ぶ机

 

本や雑誌に付属しているカラー見本に手を当てて、血色がよく見える色を選びます。

顔にも当てて、血色を見ます。

 

カラードレープや洋服に比べて見本では面積が小さいため、単純にわかりにくいんですね。

 

自己診断ですので色を観察する経験の少なさ、さらには思い込み、様々な要素が絡み合って、結局何が似合っているのかわからない、そんな状態になる方も少なくないでしょう。

 

経験や、特別なセンスを持っていなくても、知っていれば似合う洋服の色を選ぶことができるのがパーソナルカラーの良いところです。

洋服だけでなく、髪色、メイクなど外見を整えるためには色の力はとても重要です。

パーソナルカラーを正しく診断して、似合う色の洋服やメイクを楽しみたいですね。

 

私の場合、自己判断では難しいと感じたため、お二人のプロにパーソナルカラー診断をしていただきました。

共通して結果はサマータイプと知り、ようやく似合う色がわかり、大変スッキリといたしました。

 

サマータイプに似合う色は以前では膨張すると思い避けていたような淡い色です。

できるだけ、太って見えないように濃い洋服を選んでいましたが、それだけでは痩せて見えることはありませんでした。

 

体型に似合う服の形や素材を選択すること、肌や髪に似合う色の洋服を選ぶことこそがスッキリとスタイルアップして見えるポイントでした。

 

私はパーソナルカラー診断や骨格診断を知り、見た目の印象をガラッと変えることができました。

人は見た目が変わると、内面にも変化が生まれます。

人から褒めていただける機会も増え、何事にも自信を持って積極的に関われるようになり、今までなら諦めてしまっていたようなことにもチャレンジできるようになったのです。

 

洋服を変え、メイクを変え、髪型、髪色もパーソナルカラーを基準に変えました。

迷いも失敗も格段に減り、無駄なお買い物も減りました。

 

以前は似合うかどうか半信半疑で、手頃な価格で数枚購入していた洋服の費用で、1枚の似合うと確信できる洋服に費やすことができるようになり、クローゼットもスッキリ、お出かけ前の洋服選びに迷うこともなくなったのは本当に嬉しいことです。

 

すでに持っていた洋服の断捨離もできましたよ、難しいと感じていた、いるもの、いらないものの仕分けがとても楽にできるようになりました。

もう、本当に良いことづくめ。

 

是非、多くの方にパーソナルカラーを知り快適なファッションライフを手に入れていただきたいですね。

 

難しい自己診断ですが、試したことのない方は是非一度試してみてください。

残念ながら、わかりにくいと感じた時にはプロの手を借りてみてください。 私と同じように、スッキリとすること間違いありません!

 

本日は、パーソナルカラーの自己診断が難しい3つの理由というテーマでお届けいたしました。