本日は、パーソナルカラー診断のサマー・ウィンターの違いと見分け方は?というテーマでお届けいたします。
パーソナルカラーのサマーとウィンター。
どちらもブルーアンダートーンという冷たい感じのする色の似合うグループに属しています。
ブルーベースの方が聞き慣れていて分かりやすいでしょうか。
パーソナルカラーを2つのグループに分類した場合は同じグループに属します。
(サマーとウィンターは4つのグループに分けると、別のグループです。)
意外と間違いやすい各タイプの違いや、見分け方についてご説明いたしますね。
具体的に、女優さんを例に挙げますので、その方の雰囲気を想像してみてください。
成る程!と腑に落ちること間違いなしですよ。
サマーの特徴
黒木瞳さん、石田ゆり子さん、木村多江さん
フェミニンで優雅なスタイルがとても良く似合う方々ですね。
ちなみに、私もサマーです。
肌・・・色白で柔らかい肌質、ふわっとしている印象
髪・・・少し明るめのレッドブラウン、チャコールグレー、髪質は繊細
瞳・・・レッッドブラウン
全体的にソフトな印象です。
体型にも特徴がありますよ、フェイスラインやお身体全体にも丸みがあります。
ソフトで穏やかな性質です。
信頼のおける人柄ですが消極的で保守的な傾向があります。
反面、面倒見が良く、優しさという魅力に富んだ人です。
人をほっとさせる柔らかさを持つ、家庭的なタイプです。
ウィンターの特徴
柴咲コウさん、黒木メイサさん、中谷美紀さん
クールで知的、華やかなスタイルがとても良く似合う方々ですね。
肌・・・ピンク味の強いダーク調、健康感があり、艶、張りがある
髪・・・太い黒髪、ダークレッドブラウン、艶、張りがある
瞳・・・白目と虹彩とのコントラストが強い
暗い色のマッチするタイプです。
体型の特徴としては、フェイスラインやお身体全体が直線的です。
冬の季節にぴったりとマッチするようなビビットでシャープなカラーが似合います。
群衆の中でも、一際目立つようなダイナミックで力強く、自信に溢れた人です。
知的で人を組織する力にあふれ、良きリーダーとなります。
ウィンターさんは4つのタイプで唯一、黒の似合う方です。
実は、黒って無難で便利な色?と思って着ているとしたら、ご注意くださいね。
どんな色にも負けない、華やかさのある色なんですよ。
えっ!ウィンターの人しか黒は着られないの?
そう不安に思われた方はいらっしゃるかしら。
大丈夫ですよ、パーソナルカラー診断を受けて、似合う色しか着てはいけないという思いに囚われ過ぎないでくださいね。
私はサマーですが、パーソナルカラーを知った今でも黒は好きでよく着ます。
黒いワンピースは、とても似合う水色のワンピースに比べてデコルテの開きがかなり大きいデザインです、このデザインが黒を軽やかにしてくれているのでバランスが取れます。
黒のワンピースはかなり便利でお気に入りの1着なのですよ。
そして、サマーの私がウィンターによく似合う黒を身につける際に気をつけていること。
それは、色に負けない存在感です。
メイクや髪型をかなり丁寧に作り込みます。
何故なら、似合うカラーを身にまとっている時には色の力で身につけている人がとても美しく見え、人が素敵に見えます。
ところが似合わないカラーの場合、色ばかりが目立ってしまい着ている人の印象がとても薄くなってしまうのです。
例えば、似合っていれば「◯◯さん、赤い色のワンピースがとても似合って素敵でしたね。」となる印象が。
似合っていないと、「あの赤い服を着ていた人・・・えーっと誰だったかしら。」こんな印象でしか記憶に残らなかったりするんですよ。(こんな体験、きっと誰しもあるはずです。)
そこで、色の印象に負けない雰囲気を作り出さなければならない訳です。
メイクや髪型を作り込む最適の方法とは?
是非覚えておいて下さい。
特別にメイク用品をプラスする必要はありません、パーティーメイクでも同じです。
その方法とは、2倍時間をかける。
それだけです。
とにかく丁寧に、スキンケアからしっかりとお肌に潤いを与え、ファンデーションを塗った肌が内側から輝くように。
お肌が美しいだけで、オーラが生まれます。
是非試してみて下さい。
こんな風に、とても似合う色でなくても。
メイクや他の小物を使ってバランスを取ることができます。
ファッションはトータルバランスですからね、洋服の要素は3つ。
色、形、素材です、カラーはその内の一つです。
あまり神経質にならず、楽しみましょうね。
いかがでしょうか?
こうしてサマー、ウィンター2つのタイプの特徴を比べてみると。
冷たい感じのする色のグループという類似点以外は、全く逆のような特徴や印象を持っています。違いはとてもはっきりとしているように感じませんか。
これなら、違いの見分け方をわざわざ学ばなくても、簡単に見分けられそうだとは思いませんか?
実際に、パーソナルカラー診断をさせていただくと、わずか2時間ほどの短い時間ですが。
カラーが示すパーソナリティってなかなか侮れないわ。
まるで、占いのようによく当たっている!そう感じることが度々ございます。
そして、とても分かりやすく見分け方の教科書通りにすんなりと答えの出る方と、難しいと感じる方と双方いらっしゃるのが現実です。
特徴も、印象もまるで違うサマーとウインター。
それなのに、何故わかりにくいと感じるのでしょうか。
パーソナルカラーアナリストの勉強をする以前の私が自己診断をしていた時は、どうだったのかと考えてみると。
判断する私自身に経験と知識が無かった。
そして、簡易診断でドレープという正しい比較対象を持たずに診断をしたため、とても分かりにくかったのだと思います。
仮にどんなに経験豊富なカラーアナリストでも、ドレープを持たずに正しい診断はできません。
多分・・・だろう、では診断とは言えませんからね。
もちろん、カラータイプ別の似合う洋服の組み合わせのご提案。
メイク用品のご相談。
なりたい印象を叶えるお手伝いなど、ドレープを使わなくてもできることは色々とございますよ。
色々と間違いの起きやすい要因
肌色、髪色、瞳の色。
全て元々の、素の色ではない方の方が多いですよね。
肌はメイク、髪はカラーリング、瞳はコンタクト。
40代以降の女性でカラコン使用者はあまりいらっしゃらないとは思いますが。
メイクとカラーリングは必須ですよね。
ご自身で選んで身につけている色が、そもそも似合っていない可能性もございます。
残念ながら、その色に惑わされてしまう場合もあるということです。
必ず、メイクオフをしてからでないと診断されないアナリストさんもいらっしゃいます。
そのくらい診断とは、とてもデリケートなものなのです。
また、環境の影響もございます。
日中の自然光の入る明るい部屋が理想的ですが、なかなか現実的には日中だけを診断時間に設定することが難しく、照明の光の元での診断も珍しいことではございません。
ところが、仮に照明の色が黄色味を帯びていたりすると。
アナリストの目は照明の光を受けた人とドレープを、鏡を通して判断することになります。
このような場合、正しい診断はとても難しいですね。
私のサロンも、もともと設置されている照明の色が最適ではないため、専門家に光の色をを調整できるように追加の照明を選んでもらいました。
このように難しい場合でも正しい診断をするために、パーソナルカラーアナリストは色だけでなく、お顔の形、お身体の形。
お客様のパーソナリティなど、持っている知識を総動員して判断をいたします。
経験と知識あってこその判断基準、見分け方なのです。
もちろん、1番はドレープとの比較ですよ。
その他の要素は、アナリストの心の中での判断基準です。
似合う色を知ると
同じ洋服でも、色違いで販売されている商品ってたくさんありますよね。
そんな時、どの色がいいかしら?と悩まずに。
ご自分を一番美しく、なりたいイメージに見せてくれるような色を選ぶことができるようになるんですよ。
とてもワクワクしますね!
ブランドによっては、ブルーベース、イエローベースときっちり2パターン用意されているところもあります。
一度、少し離れた所から色を基準にショップを眺めてみてください、色々とお気づきになると思いますよ。
パーソナルカラーを知ると一番選びやすくなるのは、メイク用品です。
まずは、ファンデーション。
色白、色黒だけの違いではなく。
ピンク系、オークル系と分かれていますので、サマー、ウインターの2タイプの方はピンク系がお似合いになる方がほとんどです。
サマーはふんわりと優しい雰囲気に。
ウィンターはキリッとクールな印象に。
メイクカラーを選ぶ際には、ご自身の素肌感や印象的な目元などのパーツをより美しく見せるものをお選びくださいね。
ご自分では選べなくても、ブルーベースに似合うものは?とカウンターで質問してみてください。
きっとお似合いになるアイテムをご提案してくださいますよ。
その色がわからないの・・・
そう考えていらっしゃる方!
とにかく、一度しっかりとプロの診断を受けましょう。
ご自分のパーソナルカラーを正しく知れば、あとはカラー見本や雑誌、ネットの情報を上手に活用できるようになりますよ。
この、最初の判断が正しいかどうかが、一番重要なのです。
間違った地図では目的地にたどり着けませんよね。
正しい地図を手にいれて、溢れるカラーからご自分にぴったりと似合う、素敵なあなたを演出してくれる色を見つけてみませんか。
それでも、まだ難しいと感じたら。
エレガンスビューティレッスンにお越しください。
じっくりと、3ヶ月間。
時間をかけてなりたいあなたを一緒に作りあげるお手伝いをいたします。
いつでもご相談くださいませ。
見分け方とは
結局、様々な色、物を見て知ることから始まります。
映像や写真ではなく、美術品を直接目で見る機会。
洋服を見て、触れて、着る機会。
自然に触れて、美しさに心を動かされる機会。
様々な経験が見分け方を教えてくれます。
経験を積めば積むほど、色のバリエーションがあなたの中に広がり感性が磨かれ、見分け方が身につきます。
本日は、パーソナルカラー診断のサマー・ウィンターの違いと見分け方は?というテーマでお届けいたしました。