本日は、生まれつきのストレートネックはタオルストレッチで治る?というテーマでお届け致します。
皆さんは1日にスマートホンを使ったり、PCを使う時間はどのくらいでしょうか?
私は、自宅にいる日にはかなり長時間PCに向かっています。
以前、美容機器販売をしていた時には。
立った姿勢でPC入力をしたり、少し低めのカウンターを覗き込むようにして文字を書いたりしなければならない状況でしたので、その時もかなり首に負担がかかっていました。
痛みもありましたので、定期的に整体に通ってみたり、ウォーキングレッスンに通い身体の使い方を1から学んだり試行錯誤致しましたが。
未だに治るまでの完全解決には至っていません。
そこで探し出した解決方法が、タオルストレッチです。
この方法で、1ヶ月間じわじわと効果が現れて治るのを待ちましたよ。
検証結果についてのレポートを、あなたのストレートネック対策にお役立て下さい。
私の肩こりは生まれつき?
小学校2年生の時には、肩こりが酷すぎて。
ランドセルを使うのを断念した程でした。
今考えると、小学校低学年にしては本の読みすぎだったのかもしれません。
休み時間や帰宅してからは、もちろん外で遊びましたが。
本当は、図書室や家でずっと本を読んでいたかったくらい、本を読むのが好きでした。
インターネット検索では生まれつきのストレートネックについて、有る、無い。
どちらの意見も混在していて、本当はどうなのか。
納得のいく結果には、結局たどり着くことが出来ませんでした。
・元々、猫背の人は生まれつき。
・生まれつきのストレートネックの場合、治療は出来ない。
・アジア人はストレートネックになりやすい。
・病院で検査をして生まれつきと診断された。
このような記事も読みましたが、いまひとつピンとこない内容ばかりでした。
ストレートネックの症状とは
・首の可動域が狭い
・起床時に痛みがある
・肩こり
・めまい、ふらつき、吐き気
・目が疲れやすい
・目の奥が痛む、頭痛
・猫背
・やる気が出ない
・ぴったりと合う枕がない
・寝違いを度々繰り返す
・スマホの使用時間が1日2時間以上
・手の痺れ
このような症状がいくつか当てはまる方は、ストレートネックと言われるそうです。
実際に、私も。
整体院でストレートネックですね。
と言われた経験が何度もあります。
頭はボーリングの球位重いので、その重さを支える首の骨は本来カーブを描いていなければなりません。
ところが、真っ直ぐになってしまっている状態がストレートネックです。
いくつかの整体院に通いましたが。
自宅でのケアの方法については、具体的な指導はありませんでした。
定期的に通い、歪みを調整することが目的で。
継続することが前提でした。
「ホームケアは、ストレッチをして下さいね。」という、ざっくりとしたアドバイス。
肩こりがひどいので、自宅で出来るケア方法を教えて下さいと頼んで。
やっと教えて頂けたのが、肩甲骨を動かすストレッチでした。
指先を肩に当てて、肘は顔の前を通り、頭の上まで動かし開きながら下げる。
同じストレッチをウォーキングレッスンでも習いましたよ。
ウォーキングレッスンでは呼吸をプラスして、肘をあげる時には出来る限り肘を着けた状態で上げていくと良いと教わりましたよ。
その方が、肩甲骨がよく動くからなのでしょうね。
今なら、その動きの理由が分かります。
何故、その動作が必要なのかという理由が分かると、身体を動かす時の意識が違ってきますので。
理由を知ることはとても大切です。
整体院に通い、治るまでに至ったのか?と言いますと。
1年以上、定期的に通いましたが。
治ることは無く、相変わらず疲れやすく、ガチガチの身体のままでした。
このままでは、一生通い続けなければならないの?と不安に思い。
身体の使い方を習う為に、ウォーキングレッスンに切り替えてみたのです。
ウォーキングレッスンですので基本的には、全身の映る鏡を前に歩く練習です。
他にも朝のストレッチ、夜のストレッチで身体のバランスを整える方法を学びました。
そして、少しだけ筋トレ。
最初に教わったのは。
正しい立ち方です。
私は重心の位置が、前方にずれていました。
どうしても首の位置が前に出てしまいます。
かなり、違和感を感じる位置まで顎を後ろに引かないと。
正しい位置になりませんでした。
それでも、一見姿勢はよく見えるらしく。
人からは、良い姿勢。
歩き方も綺麗ですね、よくそう言われます。
整体院に通っていた時よりも、身体のメンテナンスの方法を教えて頂けたので。
疲れ方も違い、立ち姿も以前に比べて格段に良くなって参りました。
足のアーチも多少復活して、パンプスが少し緩くなったりと。
身体の使い方を知り、メンテナンスをすることで少しづつですが変化してきています。
ですが、写真を写してみるとまだまだ首が前に突き出ているのが気になって仕方がありませんでした。
タオルストレッチを試してみました
【バスタオルを使ったストレッチ】
枕として使用するだけなので、とっても簡単です。
但し、感覚が繊細な方ですと安眠妨害になってしまうかもしれません。
バスタオルをクルクルと巻いて、直径10センチ程にして。
仰向けに寝た状態の首の位置に置くだけです。
実に簡単です。
ですが、慣れ親しんだ枕との感覚の違いはかなりございます。
私は全く問題なく眠れていますが。
繊細な方にはあまりお勧めできない方法ですね。
市販のかまぼこ枕、ストレートネック枕などという名称で販売されている物と同じような使い方ですので。
一時的に試してみるのも良いのではないでしょうか。
【ためしてガッテンで紹介されていたタオルストレッチ】
1. フェイスタオルを両手で持ち、首の後ろの真ん中に当てます。
2.両手を斜め上に引っ張り、頭を少し後ろに倒します。
3.その状態から、あごを喉元に引きつけるようにうなづく動作をする(5秒~20秒)
2~3の動作を1日5セットを目安に行います。
このストレッチ、じんわりと首、肩の周りが温かくなります。
PC作業を続けている時には、少し時間を取って。
ストレッチをするようにしてみたところ、首のこりが緩和されたようにも感じられました。
【肩こりをほぐすストレッチ】
1.はじめに腕を上からと下からと背中にまわし、指先が届くかどうかを確認します。
2.大抵の方は、どちらか片方が届きにくいため、そちらのストレッチを念入りにすると良いです。
3.タオルを持ち、上下にゆっくりと引っ張り伸ばします。
4.このストレッチの目的は、肩甲骨の可動域を広げることです。
肩甲骨を動かすことで、肩こりを解消します。
首を直接動かすタオルストレッチではありませんが、肩甲骨を動かすと背中からほぐれますね。
私の場合、右肩が固くてこのタオルストレッチはあまり心地よくありません。
続けるには、気持ち良く続けられるものでないと難しい気も致しますが。
PCの側に、必ずタオルを置いておくことで、色々なストレッチをその時の気分で試せるので。
レパートリーの一つとして行うのであれば良いかなと感じました。
少しづつでも、指先が近づくと思えば頑張れそうです。
【褐色脂肪細胞を活性化してダイエットにもなるストレッチ】
1.タオルを肩幅よりも握りこぶし一つ分程度広めに持つ。(上から握る感じ)
2.両腕を頭の上よりも少し後ろくらいになるまで持ち上げる。
3.肩甲骨を動かすことを意識しながら腕を体の後ろに下げる。
4.10回1セット。一日2回を目安に行う。
このストレッチは、とても気持ち良く、痛みもなく私の中では一番のお気に入りです。
褐色脂肪細胞を刺激して、ダイエットにもなるというのは嬉しいですよね。
こんな感じで、タオルを使った方法をいくつか試し、1ヶ月間様子伺ってみました。
かなり頑張ってみましたが、まだ首の前傾は治っていません。
専門家のお力を借りてみる
[海外ライセンス]Certificate Ⅳ in Massage Therapy
(世界50ヶ国以上で認知されているオーストラリア政府認定資格)の資格の他にも数々の資格をお持ちの。
「心」と「体」の整体サロン~merahhand~メラハンド~ オーナーセラピスト竹谷真理子さんにストレートネックについてのお話をお伺いしてから、施術をして頂きましたよ。
真理子さん、筋肉、骨が大好きでとても理論的な方。
お話をお伺いしたいとお願いしましたら、とても喜んで話して下さいました!
ちょうど、ブログでご紹介されている先生の論文の載っている雑誌も見せて頂きましたが・・・難しすぎて理解できず・・・
真理子さんのお話を、メモした内容を私なりに解釈した内容です。
筋肉や骨、身体の構造について何の知識もない、40代女性なら同じような解釈になるのではないかと思いますので、そのように想像しながら読んでみて下さい。
まず、最初に衝撃だったのが!
実はこれは病名ではなく、レントゲンを見ると首の骨(頸椎)が直線状になっていることをストレートネックといっています。
ストレートネックは医学用語ではないというお話。
インターネットで調べていた際に「ストレートネックは病院で治療してもらえない」などの記述があり、何故?と思ったのですが。
「病院ではストレートネックと診断されることは無い」ということだったのですね。
こうなるともはや「生まれつきのストレートネック」など、ありえないとも考えられますね・・・
あまりにも、よく使われている言葉で。
スマホ首は医学用語ではなさそう、との予測はできたのですが。
そもそも、スタート地点から進む方向を間違ってしまっていた、そんな感覚です。
【私の症状】
・痛みはないけれども常に肩が凝っていて重たい。
・首が前に突き出していることがとても気になる。
・体も前傾していて、重心がずれているが自分で正しい姿勢を意識すると、無理をして仰け反っているような感覚になってしまう。
この状態を正しい状態に戻して頂きたい、その為の施術をお願い致しました。
そもそも、ストレートネックとは?どんな状態なのかということからお話を伺いましたよ。
簡単にまとめすぎかもしれませんが、このような内容です。
本来頚椎は30度に湾曲している状態が普通です、それがストレートに歪んでしまっている状態がストレートネックです。
実は、これは頚椎だけの問題ではなく、身体全体の歪みです。
身体の要である仙骨の上に背骨も頚椎も乗っています。
このそれぞれの関節が硬いと一箇所に負担がかかってしまい、痛みに繋がってしまうこともあります。
関節の動き、仙骨の動き、呼吸と連動して関節を緩めることで全身が調整出来ます。
この際に、タオルを使って出来ることがあれば教えて下さいとお願いしたところ。
ストレッチポールのように背中の下に置き、腕を開いて動かすことで肩甲骨と背骨の稼働を上げられるようになると教えて頂きました。
腕の筋肉は前方には動きやすいけれど、後ろには動かしにくいですよね。
それは、筋肉にねじれがある為なので、この動きをすることでねじれを取ることが出来るそうなのです。
一つ一つ、何故その動きが必要なのか。
それをすると、どうなるのか、と言うお話を伺いながら身体を動かし、緩めて頂き。
その際に、必ず呼吸に合わせて身体を動かします。
深い呼吸をするだけでも、身体はかなり動くそうです。
お腹以外は呼吸と合わせて施術して頂いた経験が無かった為、初めての経験です。
今まで行ったどの整体よりも痛みがなく、終わった後のスッキリ感の違いには驚きました。
特に、首に関して。
今まで、痛みが残ることが多く。
施術中の痛みが気になることが多かったので、それが当たり前なのかしら・・・と半ば諦めていたのですが。
完全に誤解でした。
痛いのは、もう絶対に嫌です。
ビフォーアフターの写真を見て、笑ってしまいました。
ビフォーが酷すぎます。
ビフォー&アフター・・・前傾しているので左側の写真は背中が丸く面積が大きく老けて見える後ろ姿ですね。
ビフォー&アフター・・・説明するまでもございません!
小顔矯正もプラスして頂きましたので、身体の傾き、腕の上がり方にも驚きですが。
首の長さ、横顔の小ささには驚愕です。
今までにも、小顔矯正を受けたことが数度ございます。
その時よりも顔に触れているお時間は短かったのに、変化はとても大きいです。
ビフォー&アフター・・・広角の上がり方が少し気になります。
血流改善、負担のかからない土台づくり。
身体の軸をしっかりと作ること。
そして、その軸をキープすることが大切だそうです。
施術前には片足で立つと、少し力を加えられたらふらついてしまいましたが。
背術後にはビクともしませんでした。
これにも驚きです。
この状態をキープするには。片足でふらつかない感覚をしっかりと覚えておくことが大切と伺いました。
毎朝、体重計に乗った後に片足で立ってみて、確認する習慣にすることにしましたよ。
何事も、習慣にすることが大切ですからね。
ストレートネックには関係ないお話でしたが、とても面白いと感じたお話が一つ。
人間は生物学的には警戒心がある為、1時間以上の施術はストレスと感じてしまうそうなのです。
エステサロンのオイルマッサージなどは、特に。
着衣なしですからね、人によってはとても心地よい方とそうでない方と。
心地良さが全く違うのには、心的要因もあったのですね。
単純に技術の問題なのかと考えていましたが、そうでは無いのですね。
心から、信頼できるセラピストさんに出会えるかどうか。
それが身体のバランスと健康を保つ第一条件ですね。
真理子さんの施術を受けて、ようやく辿り着けました。
今までの整体院通いが続かなかった理由も、そこに問題があったのだということにも気付けましたよ。
言葉もとても大切な要素で。
例えば、専門用語を使ってしまい、相手の方に分からない言葉を使ってしまうと、そこで距離を感じさせてしまい警戒心を持たれてしまうのだそうです。
難しい内容であれば尚のこと、子供にでも分かるように説明できる人ほど、伝える能力の高い人だと聞いたことがあります。
警戒心を持たれたしまったら、心を開いてもらえないですからね。
伝えたいことも、伝えられない、そんなことの無いように。
ついつい忘れがちな事ですが、私自身も心に留めておきたいと思います。
【結論】
確かな技術を持つセラピストさんと、しっかりとコミュニケーションを取り。
自宅でのケアを含めサポートをして頂き、身体のバランスを整える事でストレートネックは治ります。
(仮に、ご自分は生まれつきではないかと思われているような方でも)
施術を受けて数日、気になる首の傾きも無く。
肩こりや背中の重たさも感じません。
この状態を保つため、タオルを使ったストレッチを一日に数回、続けています。
本日は、生まれつきのストレートネックはタオルストレッチで治る?というテーマでお届け致しました。